2020.06.11 Thu.

  電気は目には見えませんし、味もしません。どの会社を選んでも、停電リスクや電気の質も変わらないのであれば「一体、新電力はどう違うの?」とお感じになるお客さまも、多いと思います。
 ですが、皆さんがどういった新電力を選ぶかによって、気候変動や地域活性など、私たちの未来は大きく変わります。

 最近では、新電力間で「自然エネルギー100%メニュー」が乱立しています。
 そして、それによって、自然エネルギーを選択されたお客さまの電気代が意図せぬ方向に流れてしまい、結果的に「がっかりした」という声が寄せられることもあります。
 そんな状況を鑑みて、緊急寄稿として、自然エネルギーを売りにした新電力を選ばれる際に重視していただきたい7つのポイントをまとめてみました。
  私たちも自然エネルギー系新電力である以上、この記事は手前味噌なものであり、広告といえば広告です。しかし、みんな電力をご選択するしないに関わらず、ぜひ参考にしていただけるとありがたいです。
7つのポイント

1. 自然エネルギー100%(CO2フリー電気)はもはや当たり前で、どの会社でもできる。クリック
2. そもそも一番大事な電気はどこから調達しているか?(電源構成の明示)クリック
3. 自然エネルギーならなんでも良い訳ではない。それは「顔の見える」自然エネルギーなのか? クリック
4. お支払いいただくお金の透明化に努めているか?クリック
5. お客さまの声が届く仕組みが整備されているか?クリック
6. どのようなお客さまとの間に、共感の輪が広がっているか?(実績)クリック
7. 価格は適性か?クリック
8. 最後にクリック

1. 自然エネルギー100%(CO2フリー電気)はもはや当たり前で、どの会社でもできる。

ポイント1画像

  3.11以降、「原子力発電や気候変動を悪化させる電力を使いたくない」という国民の声に応えるべく、「非化石証書」、「グリーン電力証書」、「J-Credit」など、多くの制度が生まれ、運用されています。これらは端的に説明すれば、新電力が石炭火力など化石燃料系の発電所から中心に仕入れていようとも、自然エネルギーの持つCO2を下げる価値を「証書」で購入することで、「自然エネルギー100%と称して販売してもよい」という制度です。
 要は、お金を出せば「自然エネルギー100%。CO2フリー」と呼べることから、多くの新電力がこの制度を利用しています。もはや、誰でも自然エネルギー100%メニューを販売でき、それ自体は特別なものではありません。

2. そもそも一番大事な電気はどこから調達しているか?(電源構成の開示)

電源構成とんかつ用

  「石炭や石油の発電所から電気を仕入れているのに、お金を払えば、自然エネルギー100%?それって何か違和感ない?」
 完全電力自由化の2016年初期から、生活協同組合(生協)や国際NGOや私たちは、「電気の仕入れをちゃんと開示していくべきだ」と考えてきました。各新電力の仕入れに対するこだわりは「電源構成」というものに現れます。食品における「成分表」のようなものです。
 どの新電力も電気を売っている以上、何らかの電気は仕入れており、必ず「電源構成」があります。とはいえ会社によって、これを表に出さずに「自然エネルギー100%」を売りにしている会社もあります。
 ちなみに手前味噌にはなりますが、みんな電力は下記の記事、表などをご覧いただければおわかりになるように、多くの自然エネルギー発電事業者からご協力いただき、自然エネルギー比率はNo.1*となっています。

*東京都公表「東京都エネルギー環境計画書制度 対象電気事業者一覧表」、
経済産業省資源エネルギー庁公表「3-(1)電力需要実績(2018年度)」を基に自社調査。
*低圧電灯を年間300千kWh以上供給する小売電気事業者153社のうち、
みんな電力は自然エネルギー利用率68.67%で首位

PowerPoint プレゼンテーション

●外部メディア「東京都、小売電力事業者の再生可能エネルギー比率発表。首位みんな電力」
https://sustainablejapan.jp/2020/03/08/tokyo-renewable-energy/47113
※株式会社ニューラルの調査でも、みんな電力は自然エネルギーNo.1比率

3. その電気の生産者は、「顔の見える」自然エネルギーなのか?

  自然エネルギーが急速に増える中、大規模に森林を伐採し、自然環境や地域資源を著しく破壊する太陽光の発電所も存在します。自然エネルギーを積極的に活用する欧米企業は、そういった発電所は自然エネルギーの発電所としては認めておらず、電力の購入もしません。自然エネルギーだからと言って、何でも良いわけではないのです。
 みんな電力では、仕入れている電気にこだわっています。電力の生産者の皆さまを積極的に開示し、「顔の見える野菜」のように電気を販売する「顔の見える電力TM」という手法を開発し、電力を販売しています。
 開始当時は、世界にまだほとんど事例がなく、登録いただいた電力の生産者も少数でした。しかし今や自治体さま、個人さま、企業さま、大小様々の魅力溢れる生産者さまが堂々と、顔を見せて電力を販売されています。
 再エネ・FITの調達量は2019年段階で、574,200kWhと国内屈指の量に。
 皆さまのコンセントの向こうは、魅力的な生産者に繋がっているのです。

ポイント3画像

  また、月に1つの発電所を応援する仕組みを利用して、発電所と繋がり、産品などの特典が届くお楽しみもあったりします。すべてのお客さまに安心して、納得して電力を購入し、お支払いいただきたい。しかも、その繋がりにワクワクしていただきたい。 
 私たちは「顔の見える電力」にこだわります。

4. お支払いいただく「お金」の透明化に努めているか?

  電気代の明細書って、難しい用語がいっぱいで、よくわからない!勝手に引き落とされている!お客さまにお支払いいただく電気代を、みんな電力がいくらもらっていて、送電する会社にいくら払われて、原子力補償にいくら払われるのか?「これまでの電気代の明細よりも、もっと細かく明細を知りたい!」という一人の女性社員の発案によって、私たちはすべてのお客さまに他社とはまったく違う明細サービスを準備しています。
 その名も「超明細」です。
 サービスリリース以降、多くのお客さまから「ここまで開示するんですか!」と喜びの声が多く届く、私たちの人気サービスになっています。
まとめ改

ポイント4_2画像

  また、そもそも皆さんが、もっと電気代に関心を持っていただけるよう、TBSラジオさまと共同で、毎月の電気代がビンゴカードになり、賞金や商品が当たる「電気代ビンゴ」という企画も実施しています。

5. お客さまの声をお届けする仕組みが整備されているか?

  これまでのエネルギー会社との関係はどちらかと言えば、ただ単に一方通行で、電気を使うだけだったように思います。要望も言えて、提案もできて、参加しながら進化していく「双方向型の電力会社があったら楽しいな」。みんな電力の「みんな」には、そんな意味も込められています。

01

左上から時計回りで「長野県高遠水力発電所バスツアー」、「八王子市民エネルギーBBQ」、「バーチャル発電所ツアー」、「本社での映画上映会」

  お客さまと直接対話する機会は私たちにとって、新たなサービスを生み出す原動力です。毎回大好評の、電力生産者さまをお客さまと訪ねるバスツアー、サステナビリティについて学ぶ映画上映会、有識者を招いてのオンラインイベント、自然エネルギーで行われる音楽フェスへの参加、新規サービスを生み出す企画会議などなど、みんな電力では皆さまと交流するたくさんのイベントを用意しています。お客さまとの「顔の見える関係」から、たくさんのユニークなサービスや、イノベーションを生み出していくことをスタッフ、経営陣は皆、いつもとても楽しみにしています。

6. どのようなお客さまとの間に、共感の輪が広がっているか?(実績)

  大手電力会社や携帯キャリアなどに比べて、みんな電力は生活者の皆さまにとって「知る人ぞ知る」新電力かもしれません。ですが、私たちの「顔の見える電力」や料金体系には、世界・日本を代表するサステナビリティ企業に賛同いただいております。法人のお客さまへの自然エネルギー供給実績では、他の追随を許しません。

logo

●最新の「顔の見える電力」パートナーはこちら
https://minden.co.jp/users/
  これらの企業の皆さまとさらに自然エネルギーを広げるべく、多くの協業を行っています。
 例えば、「かいじゅうにも優しい電気を」とのコンセプトで始めた「かいじゅうのでんき」(現在は受付終了)、ビームスさまでの店頭キャンペーンなど、自然エネルギー100%のお店や商品について、日々、多くの意見交換を続けています。

02

左:かいじゅうのでんき、右:BEAMS JAPAN店頭キャンペーン

7. 価格は適性か?

  そして、価格です。
 新電力業界では、安さに根拠のない、激しい価格競争が行われています。私も一人の消費者として、安さには確かに魅力を感じます。ただ同時に、それがエスカレートして行き着く先にあるのは、仕入れ先やパートナー会社に対する過度な値引き交渉やしわ寄せであり、最終的には一部の事業者以外、誰も幸せにならないことを知っています。
 私たちが目指しているのは「激安」ではなく、あくまで「顔の見える、フェアで適性な価格」です。

 ただし、お見積もりいただいたお客さま、他社と比較されたお客さまはわかると思うのですが、みんな電力の電気代は決して高くありません。
 それは、販促コストが高い比較サイトに登録しない、提携事業者以外、広く販売代理店制度もとらない、電力の日々のオペレーション業務を独自のIT化により効率化している、電気を安く調達できた時に、お客さまにその利益を還元する独自の料金体系「みんな割」をご用意するなど、創意工夫によって実現している、根拠ある「顔の見える」価格になっています。
●価格をシミュレーションしてみる。
https://minden.co.jp/personal/plan
●よくご質問を受ける、自然エネルギープランをあくまで当社比で比べてみました。

ポイント7_比較表

最後に. 〜みなさんの選択を、気候変動抑止、地域貢献の力に〜

  最後に、これだけはどうしても伝えておかないといけません。
 実は家庭から出るCO2のうち、約50%弱は電力由来です。

最後に

  皆さんの電力会社の選択は、地球温暖化を防いだり、地域にお金を落としたり、社会課題を解決する大きな力になります。
 私たちは圧倒的に選ばれるサービスに向けて、改善を続けていきます。ぜひ、この機会に様々なサービスをご覧になって、仮にみんな電力でなくとも、良い新電力をご選択いただき、皆さまの電気代を社会課題の解決のために活用いただけるよう願っております。

 また、ここに書かせていただいたこと以外に気になることがあれば、また何らかのご要望あれば、下記カスタマーセンターもしくは問い合わせフォームより何なりとご質問ください。

 

▼みんな電力株式会社 カスタマー・サポート
お問い合わせフォーム:https://portal.minden.co.jp/contact/guest
メール:support@minden.co.jp 電話:03-6277-5441 (平日10時~18時)

oishi_1200up_2

大石 英司

1969年、大阪府生まれ。広告制作会社などを経て凸版印刷へ転職。
凸版印刷在籍中に電子出版・有料デジタルコンテンツ流通の先駆けとなる「ビットウェイ」(現:出版デジタル機構)の起案・事業化、「原宿スタイルコレクション」「IKKO美脚革命」などのプロデュースを行う。
2011年、みんな電力を設立し、小型ソーラー充電器の販売や世田谷区との再エネ啓発事業などを手掛ける。
2016年より、電気の生産者がわかる「顔の見える電力™」のコンセプトを掲げ、再エネを中心とした電力小売り事業を展開。現在、法人契約件数はおよそ3000件。環境省グッドライフアワード 「最優秀賞」、STI for SDGsアワード「理事長賞」、グリーン購入大賞「大賞」「経済産業大臣賞」受賞。

 

(文:みんな電力代表 大石英司/構成:平井有太)
2020.6.9 tue.

summerCP_1200x628_01

詳細は、コチラ
https://minden.co.jp/personal/cp/
 今回、個人のお客さまを対象に、みんな電力「初」の大規模な割引キャンペーンを行います。プレゼント企画や一部の方を対象としたささやかな割引は過去も実施しているのですが、全員対象(※1)の割引は初めてです。
 当社は電力取引市場の価格変動を電気料金に反映する「みんなワリ(※2)」という仕組みを採用しています。この春は市場価格が下がったこと、調達部門の頑張りもあり、計画よりも安く仕入れることができました。そこで夏の3カ月間、「みんなワリ」の価格を固定し、お客さまに還元しよう!というのが今回のキャンペーンの背景になります。
 また割引は、新しく契約いただいたお客さまはもちろん、すでにみんな電力を使ってくださっているお客さまにも適用されます。特別なお申込みは必要なく、みなさま自動的に割引が反映されます。

※1 一部の特殊プランは除く。詳細はみんな電力カスタマー・サポートまでご連絡ください。
※2 新電力の多くは、大手電力会社にならった燃料費調整額を電気料金に反映していることが多い。一方みんな電力は、再生可能エネルギーにこだわった仕入れを行っているため、化石燃料の調達を反映した燃料費調整額は意味をなさず、独自の電源コスト調達単価を採用している。


|