【再エネ編】ママたちが区の職員さんと話してみた!①|まおさんちのエコ育と省エネ実践ノート

個性あふれるメンバーでの会談はマニアックで楽しかったです♪
ジョシエネLABOのママ会ミーティングで「エコのプロと話してみたい」と言ってみたら、なんと世田谷区環境政策部の方と夢の会談が実現しました…!世田谷区民として、また、エコ好きママとして、気になることをあれこれ聞いてきちゃいました!
齊藤さん(世田谷区 環境政策部 環境計画課 環境計画担当係長)
わたし・・・エコとか省エネ大好きな1児のママ。興味のあることはとことん追求!
水渡さん・・・アクティブなママ気象予報士。イベントではよく雲を作っており子どもに大人気。
渡辺さん・・・世田谷プレーパークなどの運営をしているパワフルママさん。どうやらおうちがかなりエコ仕様らしい…気になる…。
中山さん・・・子育て関連のことなど、ママ目線でいろいろ奮闘されている議員さん。お弁当を綺麗に詰めるのが得意らしい。

ジョシエネLABOのメンバーはママが多いんです♪
また、区は公共施設(小学校や複合施設)の屋根を利用した太陽光発電や、神奈川県三浦市にある区有地を活用して太陽光発電所を開設し、これらの施設で発電した電気を売電しています。収益は年間500万円ほどで、毎年行っている省エネポイントアクションなど、区の環境施策に活用しているとのことです。
世田谷区は住宅都市のため区内だけでエネルギーを地産するのは難しいので、よその自治体から調達していくという方向もどんどん進めていて、現在は群馬県川場村、青森県弘前市、長野県との電力連携を行っているとのことです。川場村では木質バイオマスで45kW発電し、区内の40世帯へと電力を供給。弘前市では雪国対応型メガソーラーの実証実験を行っていて、1500kW発電しているうちの約3%を区内60世帯へと供給しているそうです。長野県ではダムのそばの水力発電所から区内の保育園や児童館などに電力を供給しています。これらの発電所を見学できる現地ツアーも定期的に開催していて、川場村バイオマス発電ツアーや弘前市メガソーラー見学ツアーも予定しています。

エコに関心のある区民にはおそらく有名な「省エネポイントアクション」をいうワードに、区民であるママ会メンバーは思わず「おぉー!知ってる知ってる!」と声をあげてしまいました。参加するだけで目標を達成できなくても商品券がもらえるのは知りませんでした!
また、本庁舎の電力が100%再エネでできているということは、ポスターでお知らせしているものの、該当の建物で働いている人しか周知できていないため、もっともっと職員たちの意識を変えていきたいとおっしゃっていました。
最近話題の海洋プラスチック問題についても今年シンポジウムを開き、今後も関連した企画を立てていけたらと考えているようで職員さんの関心と意識の高さを感じました。
次回は省エネのお話について紹介していきます!
【参考】
・区役所本庁舎の電力は再生可能エネルギー100パーセントになりました _ 世田谷区ホームページ
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/003/d00165265.html
・世田谷区、弘前市から再生可能エネ 都民に売電 _日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30101460S8A500C1L83000/
・環境省主催「平成30年度地方公共団体実行計画に関する説明会」世田谷区資料
https://www.env.go.jp/policy/local_keikaku/training2018/siryou/kanto-2.pdf
ライター紹介

吉田茉央(よしだ・まお)
ライターやモデルとして活動している家庭の省エネエキスパート・診断級の資格を持つ一児のママ。ジョシエネラボ立ち上げメンバーの1人。元エネドル省エネ担当。
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