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2018.09.04 Tue.

洗濯槽もカビにくい!?自然にもママにもやさしい洗濯用エコ洗剤3選


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洗濯槽もカビにくい!?自然にもママにもやさしい洗濯用エコ洗剤3選

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街にあふれるエコ洗剤。成分やメーカーについてしっかり知ることがエコママへの近道!


「生分解性100%」の洗剤を探して

 食器用洗剤をエコにしたいと考えたときに知った「生分解性」。(そのときの記事はこちら→「脱・手荒れ女子!100%自然にかえる食器用エコ洗剤3選」
 石けんは水に薄まると界面活性機能がなくなるので、手荒れはしないし、川や海の生物にも安全といわれています。一方で、石けん以外の「合成洗剤」とよばれる洗剤に含まれている界面活性剤は水に薄まっても消えず、下水処理でも分解・除去できないうえに毒性が高いそうで、川や海を汚染する原因となっているんですって。そんななかでも、環境保全に重点をおくメーカーは、この合成界面活性剤を分解・除去できるように工夫をしているらしく、数日で界面活性剤を完全に分解する、つまり「生分解性100%」をうたっている商品はあります。
 おかげでわが家の食器用洗剤は、洗浄力は強くないけれど環境に優しく手荒れもしづらいものへと変わり、大満足でした!そんなわけで洗濯洗剤も生分解性100%にこだわって探してみたのですが、あまり多くないんですよね。今のところエコな洗濯洗剤といえば、安心安全な石けん洗剤や重曹などが主流のようです。


生分解性の高い洗濯エコ洗剤おすすめ3選

 石けん洗剤についてはあとでお話するとして、まず合成洗剤の中で、生分解性の高い洗濯洗剤にどんなものがあるか、特徴や使い心地などをまとめてみました。
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突然の撮影秘話:この洗剤、つま先で支えながら撮影しているんですよ。はっはっは・・・

エコベール
【商品の特徴】
・植物由来の成分だけを使い、動物実験は一切しないと公言しているベルギー生まれの洗剤ブランド
・3日以内に99%以上が生分解される
・パッケージもサトウキビ由来のプラスチックや再生プラスチックをつかったエコボトル
・酵素、蛍光漂白剤、着色料無配合(「ゼロシリーズ」は香料も不使用、英国アレルギー協会認定)
【使ってみた感想】
・3つのなかで一番ラベンダーの香りが強い(3つとも同じラベンダー精油の香り)
・一回の洗濯に必要な量が3つのなかで最も多い(それでも普通の液体洗剤と同じ程度)
・パッケージがおしゃれなので見えるところに置いても映える
・一般的な洗剤のようにキャップに線が明記されていない分、必要な洗剤の量が計量しにくいかも
・容器が柔らかい素材で、持ち手部分にも洗剤が入っているため使うときに少しぐらつく
・タオルなどをふわっと仕上げたいときには柔軟剤が欲しくなる

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ソネットは食器洗剤も使いやすかったし、本当に好感度の高い企業です♪

ソネット
【商品の特徴】
・工場の使用電力の半分以上が自然エネルギー、オーガニック栽培やフェアトレードにこだわるドイツの「オーガニック洗浄剤のパイオニア」
・障害を持つ人々を積極的に雇用したり、動物実験の代替手法の開発、水質調査を率先して行うなど、環境や社会貢献への姿勢がすごい
・合成香料、着色料、保存料、酵素、アレルギー誘発性の原材料、リン酸塩など、環境や人に害を及ぼすような添加物が一切含まれていない
・柔軟剤がなくてもふんわり仕上がる
・石けんと植物由来の界面活性剤2種を混ぜ合わせて作っているので、合成界面活性剤の割合はかなり少ないうえ、生分解を早める独自製法でより早く確実に自然へとかえす
【使ってみた感想】
・そこまで大きな違いではないけれど、エコベールよりも混じり気のないラベンダーの天然精油の香りがする(原材料へのこだわりかオーガニック栽培が関係していそう)
・1キャップの量は38mlと表示してあるのに必要な洗剤量は50mlなので、計量が手間に感じる
・ウールやシルクなどデリケートな衣類と、色柄ものの洗濯にはそれぞれ別の洗剤があるので、これ一本というわけにはいかなそう(ただし、柔軟剤はなくてもふんわり仕上がる)
・原材料にこだわっているので、肌が弱い家族や赤ちゃんにも安心して使える

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安さ重視で詰め替え用を買っていますが、本体はパッケージにもある魚の形で可愛いです!

海へ・・・
【商品の特徴】
・海洋タンカーの事故処理研究にヒントを得て洗剤を生み出した国内メーカー
・1回の洗濯でたった5mlしか使わないのに、柔軟剤がなくてもふんわり仕上がる
・これ一本でウールもシルクもドライマーク製品にもつかえる
・洗剤を水で薄めてスプレー容器に入れれば、お風呂やトイレなど水回りの掃除にもつかえて万能
・油分をすばやく分解してくれるから排水パイプや洗濯槽のにおい・つまりがなくなり、掃除が不要になる
・生分解性については1日で94%、7日で100%が自然にかえる
【使ってみた感想】
・同社のホームページに、洗い方、漂白剤やクエン酸、重曹との併用の仕方や適量、効果について丁寧に書かれているので困ったときにもすぐに解決でき、かなり使いやすい
・本体はポンプタイプで、ワンプッシュ1mlなので計量が簡単。詰め替え用でも5mlなら料理と同じ感覚なので目分量でも計量しやすかった
・仕上がりや香りは、3つの洗剤ともそこまで大きな違いは感じられなかった。使いやすさやコスパ、洗濯槽をキレイにしてくれるといった文言などから、これが一番好感度が高かった


石けんにこだわらない理由

 ほんとうに環境のことを考えたら1日で完全分解されるといわれている石けんで洗濯するのが一番いいかもしれません。それでもわたしが石けんで洗濯をしないのは、面倒くさがりな主婦だからです・・・!

【ぐうたら主婦が負担に感じる「石けんで洗濯することのデメリット」】
・石けんは泡立てて洗濯しないと洗浄力が発揮されないので少ない水で洗うドラム式との相性は悪そう
・粉石けんは溶けにくいのでぬるま湯などに溶かしてから洗濯機にいれなくてはならない
・合成洗剤と同じ使い方をしても、酸素系漂白剤は漂白効果を発揮してくれない
・液体石けんはアルカリ助剤とあわせて使わないといけなかったり、コスパもいまいち
・トータルで考えて、なにかと難しいし手間がかかるように感じる

 石けん洗濯を否定したり反対しているわけではないんですよ。あくまで私のようなズボラ主婦にはちょっと難しい、という個人の感想です。私の意見はさておき、お肌や環境のことを考えて石けん洗濯をしたいという方に、効果的な選び方を紹介しますね。
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粉石けん、憧れますけどね・・・ 出典:https://www.photo-ac.com/

【効果的な石けん洗剤の選び方】
・洗濯用石けんは無添加ではなく、炭酸塩が添加されているものの方が洗浄力が高い
・面倒くさがりでも使いやすいのは液体タイプの石けん
・住んでいる地域の水の硬度に合う石けんを買うと泡立ちやすい
・石けんカスを防いでくれる専用リンスなどを併用すると使いやすい


こんな意見も・・・

 いろいろ調べてみると、「日本は下水処理がしっかりしているから環境に優しい機能よりも原材料で考える方が本当にエコだ」といった生分解性にこだわらない考え方もあると知りました。さらに深く調べてみるうちに、植物由来の界面活性剤を作り出すにあたって、環境破壊や土地紛争などといった大きな問題が隠れていることも知ったので、あらためて紹介していきたいと思います。
 今回は生分解性に焦点をおいておすすめの洗剤を選びましたが、これらのメーカーはどれも原材料に関して現在起こっている社会問題や環境問題について向き合い、対処する姿勢をもっているメーカーです。そういった面からもご自分でメーカーのホームページをご覧いただいて、納得したうえでお試しいただけたら嬉しいです!



【参考】
・ランドリーリキッド(洗たく用液体洗剤)(1500ml)
http://www.ecover.co.jp/ja/product/laundry-liquid/
・洗濯用洗剤 _ オーガニック洗剤のソネット
https://www.sonett.jp/product/product01/#p02
・洗濯用洗剤 海へ… _ 商品概要
http://www.gankohompo.com/products/laundry/01/
・界面活性剤って悪いもの?|I Love The Earth
http://love-theearth.com/environment/environment05/
・洗濯石けんの上手な選び方 2.炭酸塩の配合割合で選ぶ – 石鹸百科
https://www.live-science.com/honkan/jissen/sekken2.html
・オーガニック洗剤、エコ洗剤、天然成分100%洗剤…は安全な洗剤なの? – 石鹸百科
https://www.live-science.com/honkan/qanda/qabasic01.html
・都道府県の水質で選ぶ おすすめの粉せっけん
http://keihidokufree.shibashanty.com/
・パーム油の問題点 _ パーム油調達ガイド
http://palmoilguide.info/about_palm/issue


ライター紹介
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殊野真緒(ことの・まお)
家庭の省エネエキスパート・診断級の資格を持つ一児のママ。現在は今までの経験を活かしたライター活動やエコライフに役立つ様々な資格取得への挑戦で、自立した子育て主婦を目指している。ジョシエネLABO立ち上げメンバー。元エネドル省エネ担当。


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