2016.04.09 Sat.

「三方良し」の発電所を目指して

 千葉県木更津市、東京湾アクアラインのほど近くにある「しらさぎ発電所(エコロジア第二太陽光発電所)」は、「三方良し」の理念で作られました。

 「三方」とは、太陽光発電ビジネスの「発電した電気の売り手(発電事業者)」と「発電した電気の買い手(電力会社)」、そして「地域」です。

 発電所を設置する地元に対して、地区会への加入や非常用電源の設置、エネルギー関係の無料相談・セミナーの開催などを行い、地域貢献に努めています。

エコロジア第二発電所

 

エコロジアの太陽光にかける思い

 発電所を所有する株式会社エコロジアは、小児喘息で苦しむ子供たちのため、太陽光発電、電気自動車を普及させることで大気汚染のない世界を実現したいという思いから設立されました。

 “Seven Generation Sustainability”(7世代先の未来へ) を企業理念とし、7世代先の子ども達へバトンを繋いでいくために、1枚でも多くの太陽電池が日本中で活用されることを目指しています。

エコロジア第二発電所 エコロジア第二発電所

 2015年4月に稼働したこの発電所には288枚の太陽光パネルが設置されていて、年間で一般家庭約19世帯分の電気が作られています。

 日当たりのいい場所柄と天候に恵まれ、初年度の発電量は当初予想を3割ほど上回り、今日も順調に発電をしています。

 

発電所内で家庭菜園

 発電所内には、花壇や野菜を育てられる菜園スペースが設けられていて、季節になると人参やきゅうりが収穫できます。

エコロジア第二発電所 エコロジア第二発電所

 発電所内には水道が引かれていない代わりに、雨水タンクを設置しています。パネルの隙間に流れる雨水を雨どいでタンクに溜め、メンテナンス時のパネル洗浄や花・野菜の水やりに利用されます。

 

太陽光ができる地域貢献のあり方

 「しらさぎ発電所(エコロジア第二太陽光発電所)」の太陽光パネルは1枚だけ独立した配線になっていて、その電気は蓄電池に溜められています。

エコロジア第二発電所

 非常時や災害時には、備え付けのキャリーカートに蓄電システムを乗せて避難所や公民館などに運び入れ、地域コミュニティの非常用電源として使える仕組みになっています。

 蓄電池は非常時以外でも活用できます。蓄電システムは常時ONになっていて、フェンス外に設置されたオープンスペースの屋外コンセントボックスでは、誰でも無料で携帯電話の充電などができるようになっています。多くの地域貢献がなされる、まさに「三方良し」の発電所なのです。

エコロジア第二発電所

 

発電所情報
  • 発電所名:しらさぎ発電所(エコロジア第二太陽光発電所)
  • 発電所オーナー:株式会社エコロジア
  • 所在地:千葉県木更津市有吉
  • 発電方式:太陽光
  • 発電出力:49.5kW


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