2017.10.04 Wed.

  8月末、夏休みも終わろうかという月曜の朝、野球とエネルギーの、初めてのコラボレーション・イベントが開催されました。場所は世田谷公園野球場、イベント名は「エネルギッシュ・ベースボール 荒木大輔野球教室」です。


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  本イベントは、もともと「社会課題を解決する野球教室」というコンセプトのもと、「歯科衛生とベースボール」などの企画を成功させてきた株式会社KANKYUとみんな電力の出会いから、はじまりました。そしてそこに、甲子園レジェンドで元ヤクルトスワローズ・荒木大輔選手の賛同を得て、実現に至りました。


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  野球教室とエネルギーや電力自由化についての勉強会という、一見異色にも思える組み合わせは、蓋を開けてみればなかなかどうして素晴らしい相乗効果のもと大成功で、第2回の開催も視野に入っています。野外でのトレーニングや試合で汗をかき、鍛えた技を競い合うスポーツに豊かな自然環境は必須。今回のイベントを通じて改めて、スポーツとみんな電力が扱う再生可能エネルギーの親和性の高さが、確認できました。


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野球教室の開催にあたり、大石英司・みんな電力代表からの挨拶

  また、念のため補足です。
 今回手を上げてくださった「荒木大輔」選手の名前は、もしかすると今回対象だった小3〜6の子どもたちの親御さんより、もう少し上の世代の誰でもがご存知でしょうか。荒木選手はピッチャーとして1980年、最近でも「清宮」や「ハンカチ王子」で有名な名門・早稲田実業に入学。同年夏の甲子園を皮切りに春夏5季連続で出場、エースとしてチームを牽引されました。ハンサムなマスクと、1年目からチームを決勝まで導く破竹の活躍で社会現象を巻き起こし、世間では「大輔」の名が新生児の人気ランキング1位に。現ソフトバンク・松坂大輔選手も、荒木ファンだった父上が「大輔」の名を息子に付けたというのは有名な話です。


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  そんなレジェンドの協力のもと、順延試合で急遽これなくなった1チームがあったため、定員50名のところ参加は30人弱という、贅沢な教室となりました。内容はストレッチ、キャッチボール、ピッチング、守備というシンプルなものでしたが、少人数なためサイクルも早く、子どもたちも集中が途切れず、充実していたかと思います。そして、最中に時折見せていただいたレジェンドがボールを受け、投げる姿に、自然と胸も熱くなりました。


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  一通り汗をかいた後はベンチに集まり、皆でエネルギーの勉強会。こちらもまた、みんな電力の大石英司代表が直々に教えてくれる贅沢な構成です。


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野球の練習を終え、なかなか興味もないかと思いきや、エネルギーの話に興味津々だった子どもたち

  荒木選手も、事前から「一緒に勉強したい」と仰ってくれていた講義はクイズ方式で、例えば「一番電力を使っている球場はどこ?」という質問に、答えは3択で東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム、横浜球場。クイズ形式が功を奏したのか、子どもたちも飽きることなく、大石代表からのメッセージ「ナイターもテレビ中継も、みんな必ず電力を使ってる」、「コンセントを挿した向こう側を考えて欲しい」が、しっかり伝わったようでした。
 とはいえ、やはり盛り上がったのは、最後の荒木選手への質問タイム。子どもからの「乱闘したことありますか?」という質問からはじまり、「ピンチの時はどうしたら?」との質問への荒木選手の答えは、「野球のいいところは、助け合いができるところ。仲間を信頼して、自分にできることをしっかりやる」でした。これは、天候に影響されやすい再生可能エネルギーを、たくさん発電できた地域から足りない地域へ融通し合いながら社会をつくっていく、未来の社会のかたちと通じるお話に聞こえました。


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  最後には子どもたちよりも、付き添いお父様方から「今、現役では誰がすごい?」、「対戦してすごかったバッターは?」との質問。今すごいのは日本ハム・大谷選手。これまで見てきた中なら、前述の松坂選手。そしてバッターでは、元タイガースのランディ・バース選手がすごかったとのお答えでした。
 すべてを終えて、荒木選手からは「知らない人が多い電力の世界。こういった取り組みを通じて、野球をきっかけに誰もが関わっている電力のことを知ってくれればいいと思う」とのお言葉をいただきました。まさに、関わっていない人がいないエネルギーについて、みんな電力はこれからも楽しく面白く、様々な取り組みを続けていこうと思います。


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  将来的には「スワローズの監督に!」との声も聞こえてくる荒木選手。未来の監督にマンツーマンでレッスンを受けることもでき、しかもエネルギーについて知識も増えた、夏の最後の思い出にはうってつけの1日でした。

 

(取材:平井有太)
2017.09.25 mon.



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子どもたちに向けられた、真剣な眼差し


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